年に一度行われる闘技会によって決定される英雄。
伝承を元に脈々と続いてきた伝統あるそれは、いまや民間企業の広告塔であり、アイドル的な存在であった。
徹底したイメージ戦略に作り上げられた虚像。本来は剣術の腕が突出しているだけのただの子供であったが、
英雄への人々の熱狂ぶりは凄く、もはや信仰の域にまで達しているようなものもいる。
そんな世界で生きる
英雄を演じるどこか人としてかけた少年と、何者かになりたい女の話
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もともと本にするつもりで書いていたのですが本文を公開してしまったので、書きおろしを足して本にしました。
章「英雄になりたかった女」に書き下ろしを足したものが本になっています。
https://libra.sc/products/detail/752
novel daysにも置いてます。本人です
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