クトゥルフ神話TRPG(6版)の探索者の立ち絵。

特定のシナリオでの立ち絵もありますが、公開情報以上のネタバレはありません。

キメラ・ナイト。

PUNK DREAM, TERROR NIGHTのHO1：怪人、『クトゥルフ神話とは無関係の怪異』である。

元々は芸術家の「チャールズ・ノエル」という青年。

ビルを丸ごとお化け屋敷にする「キメラハウス」という興行の制作に携わっていたが、

それはある邪神を崇める男の儀式のために利用されたものだった。

新しい興行開始のパーティで他のスタッフや芸術家同様に手足を切り落とされ、

殺される寸前に、彼の血筋が長く祀ってきた存在――バフォメットによって救われる。

それは彼を我が子と呼び、幼い頃から抱いていた異形の夢、美しい肉体を死人の肉を寄せ集めて授けた。

かくして怪人「キメラ・ナイト」は誕生する。

異形の夢、邪な信仰、そして気まぐれな異端の神が混ざりあった存在は、今夜も獲物を待ち続けていた。

ある日、小娘がキメラハウスへ紛れ込み、前人未踏の脱出劇を演ずるまでは。

燃やされ、撃ち抜かれ、轢かれ、感電させられ、それでも彼は彼女の影に舞い戻る。

いつか彼女を殺すのは己であると、その執着だけを胸に抱いて。