まちのお掃除やさん
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【あらすじ】
最先端の科学技術をぶつけ合った第二次世界大戦。しかし、そんな中でも絶えることのなかった怪談話は彼らの存在を人々の脳裏に焼き付けた。そして、平安の頃から蔓延っていた妖や神の存在は“認知される”ようになり、再び人々にとって当たり前の存在になっていった。
妖や神は基本的には姿を隠しているものが多いが、近年では人との交流を図るものも増えている。それに伴って、妖の外来種問題や異類婚が問題視されるようになり、妖絡みの事件も起こるようになっていた。
それらを解決するエキスパートとして、「掃除屋」と呼ばれる職業が国家資格として認められた世界。そんなある日のこと、日本のある町を担当している掃除屋・相生朔之介のもとに、記憶喪失の少年が転がり込んでくる。はたして、彼の正体とは——!?