公開投稿

2025.11.21 00:07

文:うめちゃん様に想いを馳せる七(脇下一族

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うめちゃん様に想いを馳せる七 ――

幻灯を捲る手が止まる。様々な動物に囲まれた五人。当時のやり取りすら聞こえてきそうな程賑やかな一枚にこちらの口角も上がる様だ。この一際目を引く赤髪の女性があの風流当主様のご母堂であるという。

「…こんな穏やかな方から?」

芯の強そうな眉と明朗な笑顔。似て…いるのだろう、きっと。多分。

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そういうモノなのだろう。


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