Duty to Rewrite
第十三話 Duty to Next
わたしの名前は久崎佑香、横浜生まれ鎌倉育ちの十六歳。中二の頃に鎌倉から引っ越して、今は舞子山高校の二年生。
アニメ見ることとマンガやラノベを読むのが好きで、性格は地味で引っ込み思案の人見知り。周りは「そんなことないよ」とか、「気が利くコ」とか、「友だち思いの熱いヤツ」って言ってるけれど……。
学校生活は色んなことがあるけれど、周りのみんなに支えられながら頑張ってます。
そんなある日、わたしのクラスに転校生がやってきたんだけど、初めて会うはずなのにそんな気が全然しなかったんだ。
その子もなんだかわたしのことを知ってるっぽくて……。
わたし、以前その子と会ったこと、あるのかな……。
一年にわたり投稿を続けた「Duty to Rewrite」、今回で最終回となります。
収容管理庁のミスによって一度死んだ久崎佑香が蘇生し運命を書き換えるために潜入した羽沢カンナ、親友の萩野千佳、そして彼氏の久咲悠也との交流を描いた物語、今回はそのエピローグとなります。
エピローグではあるのですが、どうも一筋縄ではいかないようで……。
桐沢十三様(https://www.pixiv.net/users/999467) が描くキャラクターが飾る表紙、今回はカンナと佑香のツーショットです。
制服姿と収容執行官のスーツを着込んだ二人。その意味は一体……。
一年にわたり表紙やキャラクター立ち絵を提供してくださった桐沢十三様、そして本シリーズを拝読してくださった皆様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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