Duty to Rewrite
第八話 迫る魔の手
おかしい。
本当におかしい。
数か月前から身体が軽い。体力もちょっと休んだらすぐに回復するし、重いものも軽々と持てちゃう。
さらわれたあの子を助けに行った時だってあいつらのひとりを、そして今日も男子を簡単に投げ飛ばしてしまった。
私のカラダ……一体どうなっちゃっているのかな……。
「Duty to Rewrite」も折り返しとなりました。今回は第八話をお送りします。
前回千佳の訣別によりプライドを傷つけられた水泳部部長にしていじめグループの黒幕、玖波由布子。彼女はある策謀を立ててある人物に依頼します。それは佑香の運命を左右する事態へと発展していきます。
今回の表紙は夏服姿の佑香です。第二話、第六話とは違い明るい表情になってます。
桐沢十三様(https://www.pixiv.net/users/999467)、ありがとうございます。
それでは、不穏な空気へと続く今回のお話をお楽しみください。
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