公開投稿

2024.02.23 05:00

clip studio paintとasepriteで背景透過のアニメーションgifを作るメモ

クリスタのver.1だとアニメーションgifの背景透過ができないので、aseprite(2,050円)を通して出力してなんとかしようっていう内容だよ。


主に、Twitchのアニメーションスタンプをクリスタで作ったけど背景透過ができなくて困ったときに使うよ!クリスタver3.0でも背景透過はできるよ。


あと大体の流れを自分で覚えておけるようにメモしているよ。

使用してるのは、clip studio paint EX ver.1。


クリスタでキャンバスを作る



まず適当なサイズでキャンバスを作る!(サイズは小さい方がいいかもしれない)

うごくイラストは10fpsまでだけどこれはあとで変えられるよ。


フォルダを作りたい



レイヤーを右クリックして「フォルダを作成してレイヤーを挿入」でフォルダ化する(色をつけたりできるようになる!)


フレームを増やしたい(3フレーム→4フレーム)


赤が選択されてるフレームで、青がここからここまでを表示してるよっていうやつ。

フレームを増やしたいときは青いやつを伸ばす!


伸ばしてできた4フレーム目が空の状態になるので、「新規アニメーションセル」を作るか「セルを指定する」でレイヤー1~3を入れたりできるよ。

タイムラインのタブの上の方にある「+」や「∞」が付いてるアイコンだよ。


用紙も4フレーム目が空になるので、矢印で引っぱって青いフレームのところまで伸ばしてあげる必要があるよ(でも最終的に用紙は非表示で出力するよ)


fpsを変えたい

メニューの「アニメーション>タイムライン>フレームレート」でfpsを変更でできるよ。

セルの枚数が同じならfpsが高いほど動きが速くなる。


描く!

あとは描く!


出力



絵が出来たらそれを出力していくよ。

でも、クリスタver.1だとアニメーションgifで出力すると背景透過ができない!!(ver2.1.0以降が必要)


なので、png連番画像を出力していくよ。


『ファイル>アニメーション書き出し>連番画像』

「出力画像」の項目で画像のサイズを決めてOKを押す!


例えば、28pxの画像を作りたい場合は、この段階で28pxにリサイズした方がいいよ。


asepriteで読み込む

asepriteはドット絵作成ツールなんだけど、画像を読み込んでそのままアニメーションgifで出力することが簡単にできるから使っていくよ!(これは他のツールでもできると思う)



asepriteを起動して『File>Open』で連番画像を読み込む。



1枚選ぶと他の画像も一緒に読み込んだ方がいいよね?みたいなのが出るので『agree』を押す。

Durationは速さの変更ができるよ。



Layer123って感じになってれば読み込めてるよ。



画像が小さいとaseprite上で見ると絵がぼやけているけど、出力した画像はちゃんと左側の画像みたいになるよ。


そのまま

『File>Export>Export As...』

から出力!


asepriteは、サイズ変更がパーセント指定でしかできないのと、リサイズすると線が省略されちゃったりするかも。

だから、クリスタから出力する時点で指定したいサイズにしておく必要があるよ!


完成

完成!

gifが半透明使えないとかで外側の線は荒くなるけど、twitchのダークモードで見たら気にならないはず。他の人のスタンプのgifとかも大体こんな感じ。


600pxのキャンバスで適当に作ったので、小さいサイズでアンチエイリアスが少なくなるように描いた方がいいのかも。むずかしいけどドット絵で作ったら綺麗になると思う。スタンプに登録とかはできてないので、実際に使ったらどんな感じになるかはわからない!


・gif


最終的にasepriteで28pxで出力したやつだよ。

ダークモードでの使用を想定しているよ。


・png


クリスタver.1は、アニメーションpngで出力できるけど、今のところtwitchの方が対応してないよ。


(∩'-'⊂)