公開投稿
2025.05.29 20:00
【試合の感想】球詠第106球
私もホームラン打って京子ちゃんに蹴り入れられたい😎
第106球、夏の埼玉県大会第4回戦 姫宮高校戦の続きです。
回は2回表 新越谷の攻撃から。
光はあのあとなんとかアウトを取って失点を3に留めた模様。
ベンチで休む光先輩に、かいがいしく風を送る希。
姫宮が強くなっていることが選手たちの間で意識共有されています。
その会話の横で稜がサードゴロを打っていますが、
このゴロをしっかりキャッチしているサードの原さんは前の秋大会でしんこしと戦ったとき、菫のサードゴロをうまくキャッチできていませんでした。
当時より稜ちゃんも筋力があがり打球速度もあがっていると思いますが、その痛烈な打球を今回の原さんはちゃんとさばいています。
そういった節々から8,9カ月ぶりに再戦する姫宮の力の底上げを実感しますね。
(そのほかこの試合の姫宮と当時の姫宮を比較しながら読むと面白いですね)
・・・当時小陽が「よく打つ子いなかったのにチクショー😩」って言いながら(言ってない)、練習試合すると言ってましたけど結局あれから練習試合はしていないということなのかな?
結果論ですがせっかく実力を測る機会があったのにしんこし的に練習試合しなかったのはもったいなかったのかも。
続く打者は7番白菊。
しばらく代打起用が続いた彼女を今回スタメン起用した芳乃の意図は運に左右されない唯一の打球、すなわち本塁打。
芳乃の大好きなBABIP(フェアゾーンに飛ばした打球がどれだけ相手野手の守備に左右されているか)ではその確率から本塁打が除かれています。
柵越えする本塁打の打球の行方は守る側の野手にはどうしようもないからです。
期待に応える白菊の打球は、柵越えどころか球場すら飛び越え場外の林に飛び込む大ホームラン。
白菊の勇ましい後ろ姿に痺れますねえ!
紅白戦でも右方向に本塁打をかっ飛ばしてた白菊。
今回もライト方向へ飛ばし、ただの力任せではなくミートを重視しながら力も発揮する技術がしっかり身についていることを感じます。
白菊当人がいまいち喜んでないのは越谷市民球場の場外にテニスコートがあるので誰かに当たってないか心配しているからでしょうか🙄(たぶん違う)
戻ってきて揉みくちゃにされる白菊。
蘭々に殴られ京子に蹴られ、あげくに怜と理沙にはヘッドロックを掛けられます。
…1年前希が蹴りを入れてたことがかわいく思えるほどにボコボコにされてますな。
大宮第一の時も京子ちゃん白菊を殴りにいってたっけ…
普段の部内での白菊の扱いが垣間見えるほのぼのシーンです。不祥事ではありません😉(おい)
かくして、しんこしが文字通りの力技で1点を返しました。
その後はタマちゃんが四球で出たものの後続が続かずこの回は1点止まり。
本塁打は野球の華ではありますが、盤面がリセットされるので勢いや流れを切りやすい(作りにくい)という側面もあるんですよね…
2回裏の姫宮の攻撃、
スライダーに三振した呂花さんによるとしんこしバッテリーが配球を変えた模様。
光はこれまであまり奪三振が多くありません。
その光が1イニング3つ三振とっているということで光も出来る限り懸命に投球していることが分かります。
打者を三振にとれれば、これもまた打球の行方は関係ありませんからね。
3回表、新越谷の攻撃。
ここで予想通り、姫宮は投手を交代。岸田さんから吉田美月にスイッチ。
その美月から希がクールにライト前ヒット。
希レベルにもなれば確率など関係ないようです。
次打者は怜。美月はスライダー系にチェンジアップと多彩に変化球を見せつけてきます。
彼女も急造投手だった前回対戦時と大きく変貌していました。
怜もチェンジアップには慣れていたものの、その打球はセカンド真正面。
そして四番打者の理沙。キャッチしたショート小陽が顔をゆがめるほどの強い打球も、結果はダブルプレー。
先頭打者の出塁を生かせません。
理沙は前の打席もゴロでした。ライナー性の打球を放っている怜はまだしも、理沙はスイングが下向きになっている感がありちょっと心配です。
お腹がすいているのかなあ??()
判断が遅れ、後悔の声をあげつつくずおれる芳乃、
その様子にちょっとビクッとびびる美咲。
寄り添うように芳乃の隣にいてあげる美咲やさしい。
3回裏、姫宮の攻撃。美月がセーフティバント。
三塁線ギリギリに転がるボール、理沙の足では今から飛びついても間に合わないのでファウルに切れることを期待してスルーしますが、絶妙なところで止まってしまいセーフに。
これはもうバント処理あるあるですよね…
ちなみに前の姫宮戦では左打ちになりたての稜ちゃんがセーフティバントをやって成功させてましたね。
そのとき投手だった美月的にはやり返したって感じでしょうか。
光は後続を二者三振に切って取るも、7番日高さんのゴロはこれもまたいい感じにぼてぼてになって俊足の稜ちゃんでも間に合わない内野安打に。
さらに8番塩崎さんが光のスライダーに食らいつき、ふらふらっとあがった打球が理沙の後方へ。
これがグラブの先に落ちて二人の走者が還るタイムリー。
しんこしバッテリーの直球率が下がったので姫宮の打者陣は難しい球だろうがなんだろうが振らざるを得ません。
当てにくくなって三振率が高まったいっぽうでもし当たればどこへ飛ぶか分からないので何か起こる可能性も高いまま。
結果的に配球が変わってもやることは変わらない姫宮打線が、しんこしを突き放しにかかります。
それにしても理沙は、
先のバント処理で咄嗟に軽やかなジャンプ、
この小フライでも懸命な美しいジャンピング。
カロリー消費が激しい運動を立て続けにしていますが、つかれて更にスイングが下がったりしないでしょうか、もうほんとに心配です😇
歓喜にわく姫宮ベンチと対照的な雰囲気の新越谷ベンチ。
冷静に語る怜主将。
菫に作戦展望を確認された芳乃は、隣にいる美咲のお手てを握りながら救い意見を求めます。
無茶ぶりされた()美咲はしかし、芳乃の苦悩を理解しており、パニック寸前の指揮官に代わって状況を分析します。
新越谷一のリアリストである菫ですら認める不運まみれの現状。
でも不運を言い訳にジタバタするのではなく普段通り、やれることをやる。
私などは前回の感想文で「工夫が必要では?」と申しましたが、
もし仮にその「工夫」を普段の練習でやっていなくて、その不慣れな作戦でまたうまくいかなかったとしたら、後悔しか残らない。
練習通りにやってそれでダメだったらまだ諦めもつくでしょ。
ということなんですよね。たしかにそれはそう…
私も芳乃みたいにドツボにはまるところでした😧
そしてヨミが大事な一言で美咲の言葉を下支えします。
美咲はそのままコーチャーに。泣いてちょっと恥ずかしくなっちゃったかな?
息吹に頭をなでられ、稜ちゃんにそっと肩をたたかれ、先輩たちもやさしく美咲の言葉を受け止めます。
たぶん誰も口にしたくなかった「このまま終わるとしても」の言葉を、一年生に言わせてしまったこと。
怜や理沙の三年生組はこの健気な後輩の声に、ここから普段通り、やってきたことを信じてプレイすることができるでしょうか。
腹を決めた芳乃は、もうジタバタしないと椅子にどっしり深く腰掛けます。
ここまで新越谷のヒットは白菊の本塁打と希の単打のみでこれらはいわば予定された成果、本来であればもっと他の選手からもヒットが出ていたはず。
その、他の選手からどこかで1本ヒットが出れば潮目が変わるはず、その時が来るのを待つ。
などと、芳乃がベンチで改めてプランを再構築している間、
そのヒットを打ったのは川﨑稜。
座っていた芳乃が身を乗り出し、
希は状況の理解が遅れ、
涙まで流して皆を信じろと言っていた美咲が一番意外そうな顔をする、稜のクリーンヒットが生まれます。みんな失礼だろ!w
まあ読んでいた私もおもわず「えっ」って言いましたけどね()
ここ、ページのめくり効果を狙ったコマ配置が見事なんだよなあ…
そして一塁から檄を飛ばす稜ちゃん。
この稜ちゃんは最近みてなかった稜ちゃんです。
後輩に追い上げられてピリピリしてる川﨑稜ではなく、昨年度までの部のムードメーカーだったあの川﨑稜が戻ってきました。戻ってきたよね?
昨夏の柳大戦で空気が読めないがゆえに剛腕朝倉からチーム唯一のタイムリーを放ったあの頃の稜ちゃんです。
もう春までに増えた筋肉も十分フィットしてきて、いよいよブーストかかってきたんじゃないでしょうか。
こうなると次の本塁打を打った白菊にもがぜん期待がかかりますね。
次話、開幕2ランあるんじゃないでしょうか!
あるいは長打で長駆、一塁から稜生還というシーンかもしれません。
たのむ来い!
実際どうなるか神次第ですが私は来ると信じてそれだけを人生の希望にひと月待ってます😤
今話までの打席結果は以下の通り。
こう見ると、しんこしは三年生に出塁がないのが目立ちます。
でもまだあと3イニングと2/3あります。
相手が3イニングで5点取っているのだから同じイニングあれば同じ数以上取ることは十分可能です。いやほんとに。
頑張ってもらいましょう!
あとは投手をどうするか…
光の調子を信じてそのまま続投か、姫宮打線の目先を変えるべく継投か。
それこそ代えると連合の轍を踏むことになりかねない気がするので続投を希望したいのですが、果たして。
次話が楽しみですね!😄