公開投稿

2025.07.01 18:00

【試合の感想】球詠第107球

今更なんですが、タイトルでネタバレしてるやんということで、

姫宮戦の感想からタイトルに「〇〇戦」の表記を入れないようにしました。本当に今更ですね。

それとは別に、以前より、フォワード発売日から一週間くらい空けて記事をアップするようにはしております。

それが果たして配慮になってるのかはわかりませんが、色々模索しながらやっております。

そもそもが肝心の考察が毎回まちがいだらけだったりしますが、諸々ご容赦ください😃


ということで、第107球、夏の埼玉県大会第4回戦 姫宮高校戦の続きです。

回は4回表、新越谷の攻撃。

1アウトから稜がライト前にヒットを放って出塁したところから!

ヨミからの「空気が読めないから打てた」との声に、

菫が横で「そうそう」とでも言いたげな顔。


しかし、もう昔の川﨑稜ではありません。

ここから相手を揺さぶる頭脳プレイ。

リードの間合い、そして白菊へのバッテリーの配球の読み。

白菊との以心伝心のコンビネーションで先の塁を一気に陥れます。


ここは姫宮の吉田美月の投手としての経験が他の子に比べて多くないというのもあるかもしれませんね。

愛妻美月を落ち着かせようと金子小陽が「打者に集中」と声を掛けましたが、

これも結果的に白稜コンビにはよいアシストになりました。


日高捕手からブラインドとなる右打者の白菊が、変化球をしれっと見送りつつ

「私は妨害しておりませんよ」とばかりに射線上から身を翻します。

これでヒットが実質スリーベースに。

沸くしんこしベンチ!

理沙にのし掛かられてキツそうな息吹!ここいる?

稜ちゃん、前話の一塁上に続いて三塁上でもムードを盛り上げる台詞。かっこいい。

言及された美咲がちょっと恥ずかしそうに頬を染めます。稜先輩の魅力に気づいちゃったかな?


いっぽう、いまだ「ぼんやりしてる」最上級生たちは「は?誰のことです?」とすっとぼけ

早よ起きろ


そんななか、後は打って返すだけとなった白菊に容赦ないデッドボールが襲いかかります。

「大丈夫か」と問われ「当たったところが筋肉なので」と平然としている白菊。

もちろんこれは骨や関節じゃないから大事には至らない、という意味ですが

まぁ白菊なら全身筋肉のバリアで守られてるしな、と読者が理解してしまいそうなのが白菊の怖いところでもあります。

むしろボールが大丈夫か


これを好機とみた芳乃の脳が働きます。

白菊にわざと痛がらせ、代走は「予定外に仕方なく出した」と相手に思わせる作戦。

あいかわらず演技がド下手な白菊。

「一塁でも得点圏」の代走周東京子を使う大事な局面だということを相手に悟られないようにということですね


その京子ちゃんに美咲が耳打ちしていたのは前々話(第105球)でしたね。

芳乃がいっぱいいっぱいだったあの時に、この1年生、自分の意思でなかなかやりおるわい。


ベンチでは白菊がニコニコ応援。

先の本塁打のときは浮かない表情で一周していた白菊。

他でもない稜ちゃんとの「共同作業」に今回はご満悦の模様。


いいですね共同作業というワードチョイス。

ウェディングケーキにふたりでナイフを入れるイメージあります。

確かにこれまで稜が出て白菊が還すというパターンはほとんどありません。

(影森戦の最終イニング猛攻の中で白菊の犠飛で稜ホームインはありましたが)

実質ふたりの「初めての共同作業」なのかもしれません。プロポーズの言葉はなんですか?


ここで続く打者の珠姫が外野へ大飛球。

京子が村神戦での経験を生かし、球場のサイズを考慮に入れたタッチアップをみせます。


みんな高校生なのに賢いナア

新越谷高校って進学校なのか…?


と、ひとつ見逃しかけましたが、タマちゃんもなにげに珍しくフェンスぎりぎりまで飛ばしてますよね。

非力、打撃が弱い、などと周囲に言われ色々本人も気にしているところでしたが、ここにきてタマちゃんもパワーがついてきているのでしょう。

ちっちゃい子がパワフルに飛ばす姿はタマらんです。もっとください。


とりあえず1点のホームを踏んで帰ってきた稜ちゃん、

ベンチで皆にいじられます。

きっとこれからは、いじられなくなるくらいバンバン普通のヒットを打ってくれるはず。


ちなみにここ、希が「私も普通に打っとーよ」みたいな顔でチラっと芳乃を見てる気がします。

まあ稜ちゃんいじりはムード上げの側面があるので、希も芳乃の意図を汲んで野暮なことは口にしてないのかもしれません。


さて大事な次の打者は、

妹から毎回デカいタスクを背負わされる息吹お姉様。


息吹はこの打席、怜のルーティンを模して打席に入ります。

究極複製か?いやあれは更に一段上の「究極模倣」だ?!


…ちょっ、ちょっと待て、え、どういうこと?

ここでララによる解説。知っているのか雷電!


怜の過去もトレースしてその経験から来る能力までも自分のものにしてしまうだと…?

ちょっとなにいってるかわからないw


咲桜戦でヤミ化ヨミの模倣をするとき一瞬やっていた危なそうなあの技でしょうか。

あのとき息吹は一球しかできないと言ってましたが力をつけた今ついに本格導入?

ともかくまあそのチートぶりにも驚きますが、

その能力を息吹ガールズの子らは事前に息吹から見せてもらってるってことにもびっくりですよ。

けして付け焼刃ではない、前々から陰で彼女たちが練習して温めていた秘策だということです。

そういうやりとりする描写がないところでも息吹は後輩たちとよく絡んで、いろんなことを話してるってことなんだなあ。


このララが解説している時のコマ、おそらくは怜の過去の映像で、

左下のコマは、これは怜と理沙が1年生のときにふたりだけでグラウンドを整備していた頃の映像でしょうか。

(後ろのフェンスが途中で終わってるのでたぶんしんこしの練習場だと思われ)

イメージするしかない伝聞の内容でもトレースに使えるということなんですかね…。

すごいを通り越してもはやこわい

仮に私が私の知らないうちに究極模倣されたら普段あーんなことやこーんなこと考えてることがバレバレni


ともかくそんなこんなで究極模倣した通り、怜の打撃そっくりに右方向へ流し打った息吹の打球は内野を抜けてライト前へ飛んでいきます。

いま姫宮のライトに入っているのは、美月の前にマウンドに立っていた岸田さん。


三塁へ走ってくる京子、三塁をまわすかどうか判断を迫られる美咲。

第97球の「壊れた信号機」はこの場面への伏線だったんですね。

ランナーではなく美咲の判断する様子を、ベンチから熱いまなざしで見ているのは芳乃。


さまざまな要因を踏まえ、美咲が叩き出した計算結果は「Go!」でした。

待ってましたとばかりに加速する京子。

ライト岸田さんは投手なだけあって正確な返球を返しましたが

美咲の狙い通り日高捕手は追いタッチとなり文字通りタッチの差で先に京子がホームインに成功します。


この京子ちゃんが三塁を回ってホームインする2ページは電子版で1ページずつページをめくるよりも、

紙のフォワード誌かタブレットなどで、見開きでばばーんと大きく見ることを超オススメします

漫画という媒体でここまで流れる動きを見せられる作品は球詠をおいて他にありません(断言)。

美咲のGoポーズ、岸田さんの返球からの日高さんのタッチ、京子のスライディング、そしてベンチの歓喜。

あざやかな描写と臨場感です。まるで見ている私たちも球場にいるかのよう。

ここの見開きだけでも何度も見返しちゃいますよこれは。


美咲の計算内容についてはド文系の私は端折りますがw、

各種得点期待値を記憶しておいたうえで、俊足の京子が三塁へ迫るなか一瞬にして次打者菫が凡退したパターンと出塁したパターンとを計算してるのはすごすぎです。

究極模倣の息吹といい、天才しかいないのか新越谷は?!


チェンジになって帰ってきた美咲にねぎらいのハグをする芳乃。あらあら~😚

美咲の能力を信じてコーチャーに送り出した、芳乃のファインプレイでもありましたね。

そういえば連合戦の偵察を言われたとき美咲が微妙な顔をしてましたが、

やはりあれはちょっとショックだったんですね…

芳乃は指示した相手に真意をちゃんと伝えてないことが多い気がしますね。

指揮官たる者その辺普段からフォローしておいたほうがいい気がします…まあ、高校生にそんな無茶言うなという話ではあるのですが…


なぜか自分にもハグさせろとやってくる白菊。

この時点ですでにもう面白いw

そして功労者なのに犠牲になる美咲…🙏


そして「芳乃ちゃんのハグ」に嫉妬の涙を流す希。


怜とふたりでグータッチする息吹。

姫宮戦前のミーティングで怜の反応に息吹が頭を振るようなしぐさをみせてましたが

息吹にしてみると怜たちがここ最近打ててないのはアンラッキーとかじゃなくて微妙にこれまでと違うことしてるからという見解の模様。

打席で「普段通り」の姿でヒットを打ってみせたことで、(私が好きになった時のままでいて❤️)というメッセージを送った感じでしょうか?🤭

なんにせよ、年上の怜に対しても息吹はお姉ちゃん的な力で道しるべになってる気がしますね🤔


とかなんとか、あれやこれやで、

なんだか新越谷高校ぽさが戻ってきましたねえ…!w



「これで五分だ!」

の、芳乃のモノローグにびくりと反応したのは、しんこし名物「打率が五分」の武田詠深選手!

あなたのことじゃないよ、ごぶさん!w

と、ひと笑いしたところで今話はここまで!


いや、…すみません、いい雰囲気のところ水を差すようですが、

新越谷高校、まだ2点差で負けております

ムードはごぶごぶになったとしても、現実まだ劣勢です。


このあと姫宮はおそらくエースの菊地原さんがマウンドにあがるのではと思われます。

連合戦のようにしんこしの好物タイプであればいいのですが、

逆に苦手なタイプの投手だったら…


まずはこの4回の裏をしっかり抑えることですね。

そして勢いを保ったまま5回表の攻撃を迎えたいところです。頼みますよ光先輩!


それにしても今話も「!!!!!」が多くてみんなテンション高いなあ!w


というところで今回はここまで!!!!!

次回が、楽しみですね!!!!!


▼今回までの打撃結果