公開投稿
2024.12.05 20:15
ファンアート野球イラストの小話
先般のBLOG記事で書いた通り、
xfolioを始めたのは、当時描きかけだった小町と瑞帆のお誕生日にあわせた野球イラストを、どこかに載せたかったからでした
よって、この2つのファンアートを載せることができたことで、とりあえずの目標は達成できましたので、当面、あまりイラストを描いたり載せたりという頻度はぐっと低くなろうかと、思います
野球シーンのイラストについてですが、
もともと球詠の選手の各お誕生日になにかしらファンアートは描いてましたが
ずっと「キャラクターが野球をしているシーン」を描くことからは逃げていました
でもせっかく野球漫画のファンアートを描いてるのに、このままじゃよくないなあ・・・と
一念発起して(おおげさ)、2023年から、お誕生日お祝い絵と称して描き始めたものです
なにしろ私自身がまともにイラストを描き始めたのが2020年からで、ほとんどギャグの四コマが主でしたし
そもそもが、イラストの勉強なんかまったくしたことがないまま、いい歳になってしまいましたので
いまさら動きのあるイラストを描くやりかたについて頭の理解が追いつかず
とにもかくにも手探り、暗中模索、七転八倒の連続でした
大した種明かしでもないので言ってしまうと
私はクリップスタジオというお絵描きソフトを使っていて
そのなかに「3Dポーズ人形」というのがあり、
野球シーン絵はほとんどの場合人形にポーズを取らせてから模写しています
ポーズ自体は、私が自分で現地に行って撮影してきたスポーツ選手の動きを見ながら人形にポーズをとらせてますが
これも思った通りにポーズが作れなくて、あーでもないこーでもない、とうんうん唸りながら人形にポーズを取らせてます
たぶん骨格や筋肉の繋がりを解剖学的に理解しておれば、スッとポーズを作れるのだと思いますが
この作業だけで1日以上かかることもしばしばです
参考にしているスポーツは、野球はもちろんなのですが、球詠のように半袖短パンの野球選手はいないので、
腕や足の描写、ユニフォームのしわ等については、フットサルやゴルフ、最近はホッケーの試合も観に行って参考にしています。
※脚がイラストに入らないことも多いので、すべてのイラストがスポーツ選手のハイブリッドというわけではありません
なので、私は人体の描き方を知らないで描いているものの、おおむね体の動かし具合や服のしわの寄り方については、嘘の絵にはなってないはずです
知らないまま全部想像で描くと「そうはならんやろ」という絵になりそうで、
まんがや別のイラストはともかく、
今後もまだ野球シーンの一枚絵を描くことがあれば、たぶん同じ手法を続けると思います
一度、ちゃんと体のデッサンなり、イラストの描き方は
レクチャを受けたいなと思ってはおりますはい・・・
一応、ですが、
野球シーン絵のうち、しんこし関連の子はなるべくこちらに視線を向けるようにしました(※視線が合う必要はない)
ライバル校の子はとくに縛りはなく自由に
やっぱり視線がこっちに向いてると向いてないのとでかなり印象が異なると思うので
そこで主人公とライバルの違いを出そうと思った次第です
が、この視線の縛りが結構きついもので、
こっちに視線を向けた状態のプレイ中のシーンというのがなかなか構図的に難しいものでした
とりあえず区切りの瑞帆まで継続できたのは自分としてはかなり達成度高いので自分を褒めてあげたいです
途中で何度もやめかけましたので・・・
あと特に大変だったのが用具です
特に肘当てなどの防具、これは一部着けた絵も描きましたがほとんど諦めました
とんでもなく煩雑です
だがしかし、避けようがないのが捕手
タマちゃんと福澤さんの2名はかなり時間をかけて描きました
捕手の防具なんて何度も見てますし、なんなら昔装着したこともまあまああるんですが、構造がどうなってるかまでしっかり見たことありません
いやあ、これをしょっちゅう描いてる漫画家の先生のすごさが身に染みましたね・・・
グラブも難しいのですが
幸い?自前のグラブがあり、まずこれを参考に基本を描いてから球詠でその選手が使用しているシーンをみつけて修正していくという手法をとり、
手持ちのない防具に比べるとまだ多少は楽ができました
ともかく野球は諸々のスポーツのなかでもかなり描きにくい部類に入ると実感しています
なにせ球審まで防具着けてますからね・・・
当初は選手のペアごとに絵に関連性をもたせるプランもありました
たとえば怜はサードへ送球する絵、理沙はそれを捕球して走者にタッチする絵
みたいな
けれど先ほど言及した「視線」の縛りをつけた関係でその辺の予定は早々に夢散しています
目線をこちらに向けつつ走り込んでくる走者にタッチはできませんから…
直近の瑞帆と小町、左右に並べるとなんとなくペアって感じがするように描いたのは、ペア化をさぼった自分へのせめてもの抵抗と慰めでありました・・・
などなどこんな感じで、私なりに色々と苦労して描いてきました
絵を描き始めた2020年頃の私の絵からすれば、今はパッと見て違和感ない絵に、多少は、なってきたんじゃないかなと、ちょこっとだけ思っております
今後もゆっくりペースで描いていこうと思います
皆さんも球詠ファンアート、ぜひ描いてみてくださいね