100均のデッサン人形を買った。そして描いた。

タイトルの通り

ダイソーにデッサン人形が売ってあったから興味本位で買ったのだ

ネットにも売ってるそうなので現地行くのめんどいけどちょっと欲しいかもと思った人はこっち見てくれ

ここから買ってみてからの話↓

今までデッサン人形も3Dモデルも使ったことない人間からしたらこのお手軽人形ってだけでももう新しいゲームかのようにワクワクとしながら持ち帰りましたよ、ええ

まあネットに転がってる自由自在なポーズを取れる人形ほどじゃないにせよ、これで構図が決まらない時に延々とラフのような残骸を描きまくるあの状態が起きにくくなると思っておりました。

そんで実際に箱から開封してみると、

関節曲がる曲がらない以前に動かすたびにギイギイピキンピキン鳴りますねー！！

これってデッサン人形ならよくあることなのかな…？よくわからん

とりま少なくとも他のデッサン人形には関節を接着剤でくっつけた跡が丸見えなんてことはまずないと思います。良くも悪くも300円のクオリティ。

この逃げも隠れもしない接着剤の痕跡を見た時「工作かな…？」って思いましたもの

あと写真には撮ってないけどあんまり膝や肘を曲げすぎると針金も見えちゃうよ。

そんでもってこんな無意識の粗探しをしながら作った最初のポーズはこちらでござーいます

これを某ミスキーで晒したら「どう…して…」ってリアクションが来ました。どうしてと言いたいのはこちらですねー！！

とりあえず曲がる部分は全部曲げようというノリで動かした末路。

それでこの後何個かまともそうなポーズを作って写真に撮ってを繰り返し……

まあ無難。

ぶっちゃけ人形使わなくても思いつきそうなポーズ。

とはいえせっかくだしこれを元に一枚何か描きます。

まずは人形のポーズを写真の上からなぞってみました。なるべく自分の絵柄をぶち壊さない程度にポーズを再現した。等身とかを自分の作風にいちいち合わせるのがめんどいね。

次にポーズを参考に自分の手だけで描きました。なぞるよりもこっちの方が早かったっす。

比較するとこんな感じ

やっぱ参考にしたやつの方が良いね。説得力ある。

デッサン人形も3D人形もなぞって擬似的に上手くなるよりもあくまで参考にして上達した方が良いってよく言われるけどそれがよくわかるかもしれん。（自分の絵が上手いのかは知らんが）

てなわけで下書きとして使うのは右の方にします。

誰描こうかな〜ってちょいと考えた後、大まかな絵のイメージを決めて服や髪の毛をつけてつけて線画を描いて色塗って……

んで、出来ました。

既存のオリキャラがこのポーズをしてるイメージが湧かないので適当に冬の妖精とか作りました。襟と裾と袖にモコモコのある青いあったかワンピースって良いよね。この手のファッションよく見かける気がするけど原点はどこだろう。

・この人形を使った感想

ポーズの人形は参考程度に使うのが良いねってことが身を持ってわかった。けどもっと自由なポーズ取れる人形は欲しいっちゃ欲しい。

300円でこういう絵描きのためのような道具を買えるって時点ですごいがな。良い時代です。

キャンバスも絵の具も額縁もあるの嬉しい。100均で画材買えるのってありがたいね。

完。

この記事でできた完成イラストはこっちでも見れるよ。