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2024.09.20 22:20

「印象派 モネからアメリカへ」の鑑賞してきた!

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9/18、東京富士美術館で開催中の「印象派 モネからアメリカへ」を鑑賞してきました。友人とともに行ってきました。


展示会に行くようになったきっかけ


今年の春ごろから美術館などの芸術・デザイン系の展示会に行くのにハマっていて、そのきっかけがミッドタウンにあるデザインハブでの展示会でした。もともと音楽やイラストが好きなので興味のある分野でしたが、詳しいことは何も知らない素人でした。実際行ってみて、いろんな表現や発想を体感して常識が塗り替えられました。

そのあと、すぐ近くに新国立美術館で「マティス展」が開催されていたので、ついでの気持ちで行ったら、本当に作品の素晴らしさに感動して図録などを買ってしまいました。出口付近で置いてあったチラシを見て、他の展示会にも行きたいという風になったのです。


「印象派 モネからアメリカへ」の感想

スレッズでも投稿したのですが、本当に素晴らしい展示会でした。


最初は今の印象派のもとになった絵画が並んでいて、でも、あまり写実的ではないなと感じました。進むにつれて、印象派のイメージへ近づいていきます。中盤で、有名なモネの『睡蓮』とハッサムの『花摘み、フランス式庭園にて』が現れました。特に『睡蓮』は一気に目を惹きつけられて「名作というのはこういうものか……」と正直しびれました。一番特別だなと感じたのは『睡蓮』でした。『花摘み、フランス式庭園にて』も華やかでかわいらしくて大好きです。


後半に入ると、印象派の影響を受けた日本人画家の作品も展示されていて、日本の画風が残りつつも、印象派の良さを取り入れようとしているのが伝わってきました。パリ万博に出展された久米桂一朗の『秋景』は、日本の原風景を描いた温かくも懐かしい雰囲気のする日本らしい作品でした。


この展示会では、印象派の作品だけではなく、印象派の影響を受けたとされている作品もありました。素人目には判断はつきませんが、今も昔もいろんな影響も受け合って作品は生まれるんだなと思いました。


私がこの展示会で一番好きな画家はハッサムでした。美しくも儚い感じがとても好きです。最期の方は「これもハッサムか~。ハッサム好き~!」となってました。

一番好きな技法は「点描技法」という、点を置くように描く技法で、近くで見ると筆の流れはとても短いのに、全体を見ると一つの作品として完成されているというシンプルだからこそ生まれる作品の力強さがお気に入りです。


どれも素晴らしい作品ばかりで、ほぼそのまま絵画を見られるように展示してくださって本当に感謝しかありません。後半は感動しすぎて泣きそうになり、ときどき絵画の世界に吸い込まれそうになり、現実に戻れなくなりそうでした。

次は、別の美術館で「モネ睡蓮展」が開催されるらしいので、この展示会の記憶を踏まえながら絶対行きたいと思います。


今回は展示会の感想を語っていきました。皆さんもぜひ、足を運んでみてくださいね。(今回紹介したのは、あと少しで終わってしまうのでお早めに……)