二鬼
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名前 二鬼
喋り方
「俺はここの警備隊隊長をしている……何か用か?」「誰だ…無理矢理通る気でいるなら、俺が相手になろう」「閻魔様には恩がある…恩には報いなければ」「……もう満腹だ…要らない、」
性別 オス
種族 猫と鬼のハーフ
職業 警備隊隊長
誕生日 12/22
年齢 186歳
性格 真面目だが少し天然
趣味 武器の手入れ
好きなもの 鍛錬、尊敬する相手に褒めてもらえる事
苦手なもの いっぱい食べること
この子について
二鬼は元々鬼ではなく、現世に生を受けた猫であった。しかし飢えて瀕死の状態を何度も繰り返し、生死をさまよい続けた結果、気づいた時には半猫又の状態となってしまい、死後の魂を実体として見ることができるようになってしまった。その後、“大量の魂を食らって強さを得る”という禁忌を犯した二鬼は、その罪を地獄の苦行どころでは捌ききれないと判断した閻魔によって鬼にされ、閻魔の元で働くことになった。今では実力で警備隊隊長の座にまで登り詰め、その忠義の厚さと勤勉さで周囲の信頼を勝ち取っている。大罪を犯した罪として働かされているものの、閻魔の計らいにはとても感謝しているため、深く恩義を感じている。
二鬼の持つ槍には、武器として使うと同時に自身の罪を捌く役割を持っている。柄の先に炎を灯すことで刃の部分が鈍く光り、炎を纏うこの槍は、扱うものをジリジリと焼いて蝕むのだ。ゆっくりと内側から燃やされ、黒くなった箇所は常にチリチリと焼かれているような痛みが伴い、徐々に外側からの感覚が鈍くなっていく。いつか全身、頭の先から踵まで骨の髄から燃やされた頃、彼の罪はようやく捌かれるのだろう。
作者:ろあ