終端街の昇降機守
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「俺は、あなたの友人になりたい」
自身の過去にまつわる昔話を始めたトウカ。その口から語られたのは、死者としてやってきた虚の水路での、不思議な案内人との出会いだった――。
自覚なき死者の生きる国“終端街”へようこそ――。
結月さくらがいざなう、想い絡み合うヒューマン・ファンタジー。
(第16話収録)