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大正ジュリエット
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「貴方が拒んでも、もう二度と手放せそうにない」勇と離れてから何を食べても味がせず、大好きな甘味にも気が向かなくなった椿。子どもの頃、今は亡き母親からよく読んでもらった絵本のページをめくっていると、啓介から「気分転換にいかがでしょう」と神宮参拝に誘われて……? 誘拐から恋が動き出す、大正ロミジュリラブストーリー!