公開投稿
2025.11.23 21:19
「フィールドワーク、したい!」2025/11/23(日)の雑記
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今、夜行バスの中で雑記を書いている。明日はCOMITIA154当日。楽しみだ。合同誌『キリモとセージ』は印刷所からそのまま会場に届けていただくため、当日にやっと本を見ることができる。うれしい、早く見たいな。今日はウキウキ早起き(ウキ起き)をしたので、追加でビーズのチャームも作っちゃった。
↑かわい〜〜〜
荷物はリュックひとつ。財布とスマホと本と、ぬいぐるみのぞろりが居る。あまりに荷物が少ないので、なんか不安になってきた。スーパーに行く荷物と変わらない。夜のコンビニはなんだか緊張する。街灯がひとつもない町に住んでいると自然と夜の外出は減る。夜、コンビニにひとりで行くことがまずない。コンビニを歌詞の中のものだと思っている節がある。だからなんとなくコンビニに寄れずに、閉店間際のスーパーでマウスウォッシュを買った。
本は3冊持ってきている。箕曲在弘著『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』を半分くらいまで読んだところだ。この本は歴史と民俗学を愛する流離のフィールドワーカー、柴崎果論さんがXでおすすめしていたもの。自分の価値観がどこからやってきたのか、自分の政治的なスタンスを適切に見直してアップデートするにはどうすればよいか、自分の立ち位置って今どこにあるんだろう、そういう問いをもだもだ抱えていたので、民俗学という学問自体に興味もあるし、と読んでみることにした。文化に興味がある。宗教に興味がある。自分は日本という国で生まれ育ったけれど、日本がどのように構成されてきたか、その構造を知りたい。文化や宗教の背景にはもちろん歴史が存在するから、歴史の勉強もしたい。フィールドワークにも興味がある。にも、というかめっちゃ興味がある。自分が行ったことのない場所へ飛び込んで、その場所での営みに入るの、楽しそうすぎる。言語学習をしているのは、言語を習得する前の自分と比較して言語や言語を扱う/学ぶひとびとを心の底から大切にできるのではないかと思ったからだ。尊敬という言葉に実体が伴っているか、それは外部からの判断によると思うけれど、真剣に言語を学ぶことって相手に対する誠実な姿勢だと思う。未学習の言語を染み込ませていく行為自体が楽しすぎるから続けられているし、少しでも外へ向けている意識の壁が薄くなるといいな、という気持ちでいる。いろんな考えの人と話したり空間を共にしたりする時間、どんな人とでもお互いにストレスが少ない状態でやっていけるようになりたい。海外にも行ってみたいけれど、日本全国に一度は足を運んでみたい。行ったことがあるのは東京、大阪、愛知、長野、兵庫、広島、岡山、山口、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、くらいかな。人が多い場所が得意でないため、旅行先でもほとんど移動はしない形で過ごしていた。でも今はもっと歩いて、乗り物に乗って、人と話して、その土地のものを食べて、そういうことがしたい。明日の朝、東京に降り立って、滞在する時間は半日にも満たないけれど、見られるものは見て、話して、実感と知識を結びつけたい。東京の街の肌触りを持ち帰りたい。あー、バスから降りるのが楽しみ!
楽しみなこといっぱいだな。東京に降りて早朝の街を見られるし、きりんモリモリさんに会えるし、コミティアには1時間だけれどちゃんと出店できるし、空港では友人とおそらく蕎麦を食べるし、はじめてひとりで飛行機に乗るし。コミティア、本と絵とグッズ、届いてほしいな。渡るべきひとのところへ渡ってほしい。たくさん出会いたい。もっと楽しさに真剣でいたい。