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それはもはや はじまりを同じくしたした別のもの。
彼のいた世界は平和であり、彼が連れて行かれた世界は彼を不幸たらしめる以外何者でもない。
彼がいた未来、そして彼がいなくなった未来、それが正史のたどり着かなかった平和という場所。
彼が存在するということが、平和な世界が間違いなくあったという希望。
クイントという存在は、自分の中でとても気を使う存在です。
どこかではあんなことになってしまいましたが、しれっと元の平和であった、彼のいた場所に戻れるといいなあと思っています。