101
学生時代の、夜遅い塾の帰り道のことです。暗い夜道を歩いていると、一人の髪の長い女性が前を歩いていました。私がその前を通り過ぎようとした時、ふとその女性と目が合ったのですが、その美しい顔立ちに私は一目惚れをしてしまいました。一瞬目が合っただけで、女性はそのまま歩いて行ってしまったのですが、今でもその女性の顔が頭から離れません。あの時、どうして声をかけて連絡先を交換しなかったのだろうと、今でも後悔しています。