私を裏切ったはずの公爵様が離婚してくれません（６）
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「君に話さなければならないことがある」
いつも優しく寄り添ってくれる彼が、時おり見せる苦しそうな表情。その理由を私は知りたい――。
記憶こそ戻らないものの、夫であるラフター＝スカイロッド公爵と使用人たちに大事にされ、穏やかな日々を送るエルナ。仕事に追われているラフターが、一緒に過ごす時間を大切にしてくれているのを知り、記憶を失う前の自分はきっと彼を慕っていたはずと確信する。
記憶を取り戻したいと言うエルナに、「無理に思い出さなくてもいい」とラフターは言ってくるが！？
WEB発の人気小説が原作の、すれ違い結婚生活を描いたファンタジーロマンスをお届け！
