|Synopsis

政府や国規模で危険視されている三大マフィア。

彼らは合意のもと”不可侵また互いが対等である”ことを決め、それからはずっと売買などの協力関係であった。


しかしある日、都合により日本に滞在していたロシアンマフィアの一部幹部と構成員がヤクザの襲撃を受ける。

大規模犯罪組織である彼らがヤクザに後れを取るなどということはなかったものの、襲撃の原因を探ってみれば、何者かの差し金であった。更に詳しく調べてみれば、殺人の痕跡として―――


”頭部に3発の弾痕”

”舌を抜かれている”

”体の一部がない”


―――などがあり、それらはチャイニーズマフィアの殺人の手口と酷似していた。


これが真実ならばかつて交わした契りを破ったことになり、

ルイからクレイへの挑戦状となる訳だが・・・

|3 Top Mafia

「三大マフィア」 ロシア・中国・イタリアにそれぞれ拠点を構える国際規模犯罪組織の総称。

▮ Boss

(現在)クレイ (先代)ザハール


▮ Executives

アンドレイ アリーサ エリク コウタロウ etc. 

▮ Boss

(現在)ルイ


▮ Executives

ズハン シン ホンファ etc. 

▮ Boss

(現在)カルロ


▮ Executives

ダンテ ファウスト ジェラルド メアリー etc. 

|Omerta

三大マフィアにはそれぞれ独自のルールを持つが、その中でも「血の掟」は何においても絶対であり、破れば誰であっても死が待つのみである。


▮ 歴史

かつて、まだロシアや中国の犯罪組織が大きいものではなかった頃。カルロが発案したルールである。他組織との交渉などの協力において、互いに対等であり牽制しあう為のものである。そして、組織内の混乱や謀反を防ぐ為のものでもある。


▮ 各組織の認識

クレイ 最も過酷だと思われるほど厳格に取り締まっている。彼女自体が脅威的な存在でもある為にその効力は凄まじい。


ルイ ルールの穴をつくことが多く、カルロやクレイに比べると全体的に自由度が高いが、マイペースが故にルールを掴むのが難しい。


カルロ  発案者ともあり厳正に取り組んでおり、自組織にも他組織にも平等にしている。血の掟は絶対だが他ルールに関しては多少融通が利く。

⒈ 第三者が同席する場合を除き、独りで多組織メンバーと会ってはいけない


⒉ 警察関係者と交友関係を築いてはいけない


⒊ 第一に組織を優先すべし


⒋ 何かを知る為に呼ばれた時は、必ず真実を語らなくてはならない


⒌ 裏切り者には死よりも重い制裁を


⒍ 組織を抜けることは死を意味する


⒎ 常に社会に溶け込むようにする


⒏ 一般人に手出ししてはいけない


⒐ 必要以上に武力行使をしない

|Kanzaki Family