幼少期から強い霊媒体質に悩まされていた芦屋空は、大学生活に向けてやってきた町に足を踏み入れる前に怪異に遭遇してしまう。
運良く助けに入った男は空の通う大学の教員を名乗ったが、彼からは人ならざる者の気配がして──。
芦屋 空 (アシヤ クウ)
明霧町で暮らすことになった霊媒体質の大学生。
匡と関わっていくうちに恋愛感情を自覚していき、 嫌悪感を抱いていた自身の体質や、霊的存在に対する関わり方と向き合い始める。
槍木 匡 (ウツギ キョウ)
空が通う大学の教員。人間の姿をしているが、その正体は蛇にまつわる怪異。
空のことを気に入っており、独占欲に似た感情を持っている自覚がある。
恋愛感情はよくわかっていない。