執行者
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厄災の神々を封印した神。
髪型に加え女顔な為、女性に間違えられる事が多々ある。 もはや本人は気にしていない。
戦闘能力は程々でセンスも良い方ではあるが、厄災達を封印出来るほどではない。
周りの神々からは彼が結成した組織の中に厄災達を封印出来る程の実力者がいたと思われている。
今はその組織も厄災達との戦闘でほとんどが死亡し、生き残った神々も世界を見放し離れていった為今現在も執行者として動いているのは彼しかいない。
権能を使用する様子は無く、光輪らしき物も見当たらないが神の気配がする不思議な人物。
実際の所神ではあるが過去の出来事により権能は使用出来なくなっており、花冠が彼の光輪と呼べる。
礼儀正しく、誰に対しても敬語を使う。基本真顔だがちゃんと表情筋は動く。
普段は星の子の様子を眺めつつのんびり散歩してたりする。
意外とイベントが好きなので日々イベントはひっそりと参加してちゃっかりアイテム交換もしてる。
厄災に関する事以外は無愛想に見えるが普通に優しいお兄さんといった感じ。
昔の執行者はとある国を治める王であり、その地を護る守護神だった。
ある日彼が少しだけ、ほんの少しだけ国から離れている間に彼の故郷は滅ぼされた。
崩れ落ちた建物、吐き気を催す血の匂い、恐ろしい程の静寂は今も彼の脳裏に焼き付いている。
光輪が黒いのは彼の心が死んでしまっているせい。
笑ったりはするが心の底から何かを感じたりは出来ない。
権能が使用できないのは、契約の神と元の権能を捧げる代わりに厄災特攻の力を手に入れる契約を行った為。
※この時契約の神は自身の兄が厄災認定されている事を知らないのでホイホイ契約してしまっている。
執行者は名前を捨て、身分を捨てた。
その身にあるのは激しい憎悪と呪いのみ。
彼の故郷を滅ぼした厄災を殺すまで彼は動き続け、死ぬ事はない。
身長:160cm