まつリごと キャラ紹介
◇梅岡(うめおか)つきみ 〈人間〉
主人公
一人っ子
10歳 豊宮村に住む人間の少女。小学4年生。
バスで山の向こうの小学校へ通っている。
妖や幽霊などヒトでない者が見え、話をすることができる。また、そういった者たちを寄せ付けやすい体質だが本人は気付いていないし、つきみ自身も、そういった存在を嫌っておらずむしろ興味を持っている。特に祭りで出会った九尾狐の少年ヤヅチのことが気になっている。
子供の少ない豊宮村では毎年の村祭りで巫女を務めており、着物が大好きで普段から母親や祖母に着せてもらっている。
◇ヤヅチ 〈妖狐〉
主人公
母・亞月、長女・おみづ、次女・つづら、末弟・ヤヅチ
160歳 豊宮村に住む九尾狐の少年。
昔は姉らと同じ一尾の妖狐だった。非常に好奇心旺盛な性格で、人間だろうと鬼族だろうと神だろうとお構いなしに踏み込んでいくため周りからは危険視されている。おみづやつづらとは今は関係が悪化している。
三兄弟の中で母・亞月のもつ闘争本能を一番濃く受け継いでいる。他人から受けた「呪い」を自身の尾に刻み呪いを自分の力に変えることができ、力が発動すると九尾に呪いの痣が浮かび上がる。
神々や妖を引き寄せるつきみの存在に強い関心を示している。
◇おみづ 〈妖狐〉
三兄弟の長女
200歳 豊宮村に住む狐の少女
しっかり者で喜怒哀楽がはっきりしている。
本人は性格が顔に出やすいタイプなことを気にしており、とある事情で村にやってきた宮國須磨に狐面を作ってもらい、毎日つけている。
村の人間やつきみに優しく、妖関係のトラブルに巻き込まれそうになる人間を助けることもある。
◇つづら 〈妖狐〉
三兄弟の次女
190歳 豊宮村に住む狐の少女
おとなしく恥ずかしがり屋な性格。過去に人間に連れ去られそうになったことがあり人間や鬼族の大人をとても怖がっている。常に姉のおみづと一緒にいる。
鬼族のねづみのことが大好きで、ねづみに関することであれば恐怖心を忘れ行動できるため、意外と度胸がある。
◇亞月(あづき) 〈妖狐〉
おみづたちの母親
2500歳 豊宮村宮國稲荷神社の神使
かつてはかなり好戦的な野狐で、各地を荒らしまわっていたために妖の間でも亞月の名を知らない者はいなかった。宮國瞬火(みやぐに しゅんか)に恋をしてだんだんと性格が柔らかくなり、今ではとても温厚。たまに亞月の名を聞き力試しにやってくる妖を返り討ちにしている。
ヤヅチが唯一頭の上がらない相手。
◇ねづみ 〈鬼族〉
兄・なづな
11歳 鬼の里に住む鬼族の少年
鬼族本家の正統な血を継いでおり次期当主として大切に育てられている。やんちゃで天真爛漫、気になる子にちょっかいを出すタイプ。つづらのことが大好き。
精神的にもまだまだ幼く、“鬼の発作”が現れやすい。つづらとずっと一緒にいるために日々精神力を鍛え奮闘している。
◇なづな 〈鬼族〉
弟・ねづみ
24歳 鬼の里に住む鬼族の現当主
史上最年少で鬼族の当主になり、周りから若様と慕われる。普段はとても穏やかで人当たりも良いが、ひとたび怒らせると鬼面のように恐ろしい(ねづみ談)。鬼族は人間よりも怪力でありなづなは弟ねづみ同様鬼族本家の血を継いでいるため、並みの鬼族では大人でも敵わないほどの怪力。
◇萌葱(もえぎ) 〈妖狸〉
兄・蓬
1600歳 豊宮村に住む狸の少女
鬼族当主のなづなに一目惚れし、猛アピールした末に豊宮村と鬼の里の境目にある門番を任された。なづなに許嫁がいることも知った上でなづなを守ろうと決めている。
兄蓬に次いで豊宮村の古株であり妖の知り合いも多い。何かを企んでいる蓬を見張っている。つきみとは恋バナ仲間。