おはなし
るなちゃんと、ゆらゆら
この黒猫ちゃんが最近よく思い出していた黒猫ちゃんであると断言する勇気はない。
ただゆらゆらと揺れる偽りの記憶を言葉にしながら、るなちゃんの言葉が伝わらなくても伝わっていてもこういう会話になるだろうと思います。
全部いい記憶だったね。素敵な曲を聞きたいね。聞かせたいよ。と、一人と一匹の思いが一緒だから 成り立ったような。
本当は湊の傍に居たいだろ。行けよと思うから今だけるなちゃんを独り占めである。
逸の近況も言わないぞ。自分で言いたいだろ~俺の話しかしねえ。と思ってるけど、結局二人の話してるんだよな。
そういう事だ。