主人公の唯(ゆい)は低音楽器を愛し、人付き合いを嫌う無口な女子大学生。ある冬の日、唯はよく知らない同級生に声を掛けられ、合コンに誘われる。上手く断れず参加することになった唯は合コン会場のカラオケボックスで金髪の男と出会うが……。
『厭世の音色(えんせいのねいろ)』は、拘りが強く他人に迎合できない人間の生きづらさを堅苦しい文体で描いた純文学の短編小説。作者、宮瀧トモ菌の処女作。
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はっきり言うけど、これは小ネタ集だから