刻の魔女 エメラルド
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刻の魔女 エメラルド
刻の魔女の末裔。
数百年前に時を操る魔法は歴史改変などの恐れから禁断魔法とされ、全ての刻の魔法を扱う書物とその魔法研究を専門とする魔女、罪の無いその家族までもが処罰された過去がある。
中にはまだ研究不完全な刻の魔法を使い逃げた者もいた。
その時の生き残りが、刻の魔女エメラルド。
エメラルドは上級魔法の使い手。しかし今は魔法を全く使わないで、道案内の仕事をして過ごしている。
ちょっとしたマジックが得意で魔法がなくともスルリとモノを魔法の様に取ったりする。(ちゃんと返してくれる)
滅多に笑ってくれない。
本人は「昔はゲラゲラ笑うのが得意だった」と話す。
「僕の魔法はワクワクもしないし、役に立たない。何か楽しい娯楽を教えてくれないか。」
魔法を使わないエメラルドはあらゆる時間、時代に行くことができる禁断魔法を持っている。
しかし不完全な魔法の為、行きたい時代の指標をつけても100、200年ほどズレが生じたり、その魔法を使うと行く前の時代に戻る事はできない。
エメラルドは「遠い昔に、友人を置いてきてしまった。」と話している。
エメラルドさんは、水の魔女レインちゃん、木製バニーのマーニャちゃん達と同じ世界線に居ます!