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オナホなんかに負けへんもん!(2)
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仕事が早く終わって、サプライズで彼氏のあっくんの部屋へ向かった。
今日会えないって言ったらしょんぼりしてたし、
喜んでくれるかな、と思ってケーキなんかも用意してウキウキしてたのに…
「えっ… えっ 今日…… 遅番 ちゃうかった……っけ」
明らかに、私が来て動揺してる彼。
少し顔も赤いし、てかなんで上半身裸なん?
ーーこれ、知ってる。浮気や。
止めるあっくんを振り払って、部屋に上がりこむと
ゴミ箱には捨てられたコンドーム。しかもつ4つ。
「ホンマにあったらアカンやろ…」
こんな終わり方、するなんて思わなかった……
「オナホやって!!!!!!!!」
は?
聞けば高級オナホで致すのにゴムをつけてたらしい。
中がイボイボなので生ですると、精子が絡まって洗いにくいって…
あたしとするときはつけへんのに?
それにしても4回はやりすぎやろ。
いつもは賢そうにパソコンいじってるあのあっくんが
こんなバカなこと、するなんて。
「悪いと思ってるん?」
「そんな気持ちよかったんや」
「どんなオナホなん? 説明読んで聞かせて?」
正座して、真っ赤な顔でオナホの説明音読して
4回も出したくせに、また大きくしてる。
そんなあっくんが可愛くて可愛くて、いじめるのを止められずーー…
※本作はすぎの、THE猥談の個人誌作品の電子書籍版となります。【22ページ】