【風の隼 月の民】雪泥を搔く
まだ国が東西にわかれていた時代。
先王が斃れ、即位して4年の新東国王「樞」は国の現状に頭を悩ませていた。
内乱の傷も冷めやらぬ中、ある日突然、王宮に妖狗があらわれる。
先王が斃れ、即位して4年の新東国王「樞」は国の現状に頭を悩ませていた。
内乱の傷も冷めやらぬ中、ある日突然、王宮に妖狗があらわれる。