公開投稿
2025.07.05 21:35
持ち歩きスケッチセット 令和7年最新版
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昨秋ごろから「旅先で風景を描くのいいなぁ」と思うようになりました。
しかし出先ではできるだけ身軽でいたい!!
ということで荷物にならず、持ち歩くハードルが低い身軽な水彩セットの検討・カスタマイズを続けてきました。
何度かの実地検証を経て、これで完成ではないか…!?というところまで来たのでそれを紹介していきたいと思います。
まずはセットの全体像から。
左のポーチに全て入れて持ち運んでいます。
※この写真に写っていませんが、ポケットティッシュも使います
水彩紙はHOMOスケッチブックのA6サイズを使っています。
水彩紙は元々F0サイズ(A5ぐらい)のHOMOスケブを持っていましたが、もうその大きさになるとデカくて邪魔なので文庫本以下ぐらいのサイズがいいな…と思ってます。あとキャンパスが小さいと塗る面積や書き込みが少なく済むので、やりすぎなくて良い。
ちなみに水彩紙ポストカード(バラで持ち歩き)や、トラベラーズノートの水彩紙リフィル(パスポートサイズ)だと更なる小型化・軽量化が可能です。
ただ、表紙が硬いスケブであればテーブルがないところでも持ちながら描きやすいのが強み。
風景画描く時、デッサンスケール(黒い窓みたいなシート)がとても便利で感動しました。目の前に大きく広がる景色の中でどこを切り取るかはとても迷うところですが、デスケルで即判断できるとその分描く時間を長く取れます。地味に下敷きにも使え、必須ではないものの価値ある一品。
ポーチは手作りで、A6(文庫本)が余裕を持って入るサイズ感です。
A6スケブと小物をすべて一つにまとめられる軽くて薄手のポーチがほしかったのですが、常に持ち歩きたくなる理想的なものが既製品で見つからなかったので自作しました。
買い集めた推し(アグネア)概念の布や部品をただ縫い合わせたキメラなので統一感もへったくれもないな…と当初気にしていたのですが、非オタ含め周囲からとてもかわいい!と言われ自信を取り戻しました。
続いては小物類。
透明水彩絵具を入れた自作パレットは、無印良品のアルミ名刺ケースに極小サイズの水彩パンを貼り付けて作っています。こちらはXで絵師さんがやっていたのを参考に作成しました。
水彩パンの取り外しができない仕様になってしまいましたが、マグネットとかにすると落とした衝撃でバラバラになりそうなので仕方ないかな…
蓋の混色スペースは、職場でコピー用紙をラミネートした端材をもらって作りましたが、参考元は100均の白いプラ板を貼っているようです。
水彩パンは0.5mlの下記リンク商品がぴったりでした!大量にあるのでパレットあと2個ぐらい作れそう。
水筆はサクラ水筆小 コンパクトサイズです。分割できる仕様だけど面倒なのでずっとそのまま…
鉛筆はユニの2B。家で使ってたら程よく短くなってきたのでこちらに異動となりました。
鉛筆削りはuniのPaletteが小さくて削りカスをキープできるのでおすすめ。
ねり消しは外で消しカスを出さないための必須アイテム。
上で紹介した水彩パンにマステとプラ板で蓋を作り、手持ちのねり消しを少しちぎって入れてあります。紙がA6なので少量で全然OK。コンパクト化!
最後にmy new gear...の紹介です。
ハンズの業務用販促品売り場で購入した、ツインクリップです。
(商品名 トモヤ クリックス CC-20 販促POP 小型POPスタンド)
これでパレットとスケブを挟むと……
片手でスケブとパレット両方を持てる!!
現地にテーブルがあればいいのですが、テーブルがない場合パレットを膝の上やベンチの上に置いていたのでパレット〜スケブ間の筆移動がストレスでした。
以外とクリップがしっかりしていて挟んでも安定感があります。これで解決!
色鉛筆や固形透明水彩など色々持ち歩きに向いた画材がありますが、この小さなパレットでは家で描くのとほぼ変わらない使い心地で彩色ができています。
とりあえずこのポーチを持っていけばいいので、今のところこのセットでとても満足しております。
残念ながら最近は屋外スケッチも限界かな…と思う暑さが続いておりますが、チャンスがあればまだまだ活用していきたいです。