仕事をずる休みした主人公は、以前に読んだ本の一節を思い出して旅に出ようと思い、いつも通勤に使う駅から反対方向に向かう特急電車の乗車券と特急券を買った。
財布とスマートフォンだけを入れたつもりだったバッグには薄い読みかけの文庫本が入っており、電車の旅にちょうどいいと読み進める。1万字強程度。
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