Ⅰ両目:来し方彷徨う彼は誰ぞ
非日常が日常である街に馴染めぬ少女は故郷を想う
星霜高校1年の美亜は、クラスメイトの咲良の席が教室からなくなり、咲良が帰し方駅へ行って存在が消えかかってることに気づく。
誰も咲良を覚えておらず、自分だけが周りと違う記憶を持ってることに美亜は孤独感を抱くが、担任の原田が自分と同じ記憶を持ってることに安堵する。
原田は美亜を旧資料室を拠点にする刻鉄研究会へ連れていき、刻鉄研究会の面々と咲良を救いに過去の世界へと赴く――
誰も咲良を覚えておらず、自分だけが周りと違う記憶を持ってることに美亜は孤独感を抱くが、担任の原田が自分と同じ記憶を持ってることに安堵する。
原田は美亜を旧資料室を拠点にする刻鉄研究会へ連れていき、刻鉄研究会の面々と咲良を救いに過去の世界へと赴く――