母校の大学で教鞭を執る気弱な青年、水無月。彼の恋愛対象は男性でした。そのせいで人と交流するのが苦手な彼は、器用な手先を生かし造花作りをすることで心の平穏を保っていました。二度と恋はするまいと思っていた水無月ですが、懐いてくる元教え子が眩しく見えてしまい…。ピクブラ・ピクスクのイベント「春の薔薇祭り~ローズフェスティバル2025 in pictSQUARE~」に参加するため書いたお話です。「バラがテーマ」は意外と難しいものです…!
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届いた一通の手紙は、亡くした師へと繋がる細い糸だった。【創作ファンタジー】<完結>