礼尾一郎
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「全く笑えない冗談ですね、隊長。
僕の苦労も考えてくださいよ。」
Itcirou Ayao
あやお いちろう。
渋谷町憲兵分隊副長。階級は少尉。
軍人とは思えない優男で、その物腰は『憲兵とは思えない』と言われるほど柔らかい。
分け隔てなく優しく、変人しかいない分隊の実質的なまとめ役を務める。
しかし、緑戚にあたる朱衣響からは蛇場のごとく嫌われており、彼の上官をして「一度“キレる”と手が付けられない」と評されており、彼もまだ“何か”を抱えていることは間違いない。