翼人の狩人
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たくましい翼人の狩人で手に持っている槍?銛?を相手に打ち込み弱るのを待ってから回収します。
先端の部分は返しがあり深く刺さる構造で暴れると固定している棒の部分が先端外れて水面に浮かび、
巻き付けてある紐がほどけていく仕組みです。
棒は早々に水面に浮かぶ時に派手な羽や紐が付いているので、水面でも見やすくなります。
先端が刺さった獲物は暴れても体の奥に“かえし”あるため抜けにくくなり、結果的に逃げられないという感じです。
獲物が弱ると棒も動かなくなるので手繰り寄せて獲物を水面に運び、
複数の仲間と一緒に鋭い爪のある足でつかんで飛ぶというイメージです。
獲物が傷つかないようにする場合は頑丈なネットで獲物を絡めてその紐をつかんで飛ぶという方法もあります。
目立ってしまう派手な羽の子は巣?集落?で獲物の解体をしたり、民芸品や特産品を作って貢献します。
派手な羽は目印に役立つので抜けた羽を狩りの道具として使わせてもらっていたり、
家族や恋人に派手な紐をお守りとして渡されているとかの風習もあります。
狩場は木々に邪魔されない海なので、海に近い場所に暮らしている感じです。
地面に降り立ったらそれこそ逆に獲物にされかねないため、水上にも陸上にも降りませんが太い木の枝で休んだりはします。
海の動物や魚はしばしば水面に上がってくる上に海上は視界を邪魔するものが無いので獲物を狙いやすく、
海鳥の行動を目印に狩場を決めたりもします。
口のマスクは高い上空から急降下した勢いや銛をさす動作で、肺や喉や口を痛めないためにしています。
そのため普通の人間の顔をしています。