北条政子
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後鳥羽上皇が鎌倉幕府執権・北条義時に対して追討の宣旨を発したことで起きた「承久の乱」で、鎌倉幕府首脳陣は、義時個人の追討ではなく幕府への挑戦とみなし、上洛軍を編成することに一決した。その際、故源頼朝の妻であり、”尼将軍”と呼ばれた後家・政子は、頼朝への忠義を御家人へ呼びかけ、上皇の軍勢に一丸して立ち向かわせることに成功した。なお、『吾妻鏡』では御簾の中から御家人へ演説をしたとされている。
