散
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煉獄さんを想うと、どうしても責務とか家柄とか母の言葉とか、様々なモノに縛られ若くして逝ったイメージがあって。
悪くいってしまえば呪縛のようでもあって。
そんな一切から解放される煉獄さんをイメージしながら描いた絵。
隊服すら取り払いたかった。
煉獄さんを縛る隊服なんて鴉の羽になって散ってしまえばイイのになと。
画面が地味になりすぎたので、煉獄さんを囲っていた檻は朱赤にしてみた。
朱赤って神々しくて禍々しくて好きな色です。