いつかきっと
臆病と一途、選択の物語──「ペルソナは眠れない」。
前日譚「ずっと言えない言葉を」は、
ゆぎりの回想でしたが、
今回は、災厄に見舞われたあとの、二人の幼少期を描いています。
有誠の両親、ゆぎりの家族が登場します。
滅多なことで動じないゆぎりの父が、
有誠に苦手意識を持つようになったきっかけの話もあります。
なぜ有誠はそんなことをしたのかは、それとなく描かれていたり、本編にもなんとなーく描かれていたりします。
なぜ有誠はゆぎりひと筋なのかとあわせて、想像して楽しんでいただけますと幸いです。