傷みの手紙
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誰にも言えなかったこと。
笑っているふりをしていたこと。
心を抱えて、そっと生きていた日々。
これは、そんな声にならなかった想いから生まれた手紙です。
朝焼けの空にのせて、いつかのあなたへ——。
どうか、届きますように。
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※補足
この手紙はもう1人のわたしへ宛てたものでもあります。そのため、「ぜんちゃんたち」と表記されています。