暮れなずむ秋と孤独な狛犬の歌(長編小説)【完結済】
10月2日(水)/(3)――「う、ううう敬え人間!」
田舎のとある中学校。そこで竹並美秋は周囲から孤立し、上級生からいじめを受けていた。
ある日、いじめという名の暴力から逃げた先にある神社で、美秋は一人の少女と出会う。
明らかに同級生と思われる少女は、日曜朝にやっている女児向けアニメのお面をした状態で、自身をこの神社の狛犬であると言うのだった。
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