公開投稿
2025.11.30 22:14
【アクアーリオの人工人魚】あとがき
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海に来ちゃったから海とかそこら辺関連の話書こ!
➡できたのがコリ
最初はウィトのモチーフネタの話を書こうとしていたんですが内容が弱いので書きながら路線を変えて人工人魚になりました。
水槽の中のくらげ、多分自然界じゃ弱い部類かもしれませんが月行じゃ彼女は強い方なのでくらげ比喩が出てきます(?)
くらげと言っても大きいのがモチーフなのでね……。
間章でやる内容じゃないだろとずっと思っていました。内容が本編すぎる。
読んでもらうとわかるんですがかなりウィトは人体実験及びその産物に対して冷たい反応するんですが、コレは怒っているからであって産物に対しては特に何も思っていないのが本音です。でもちょっと中身がどうなっているか知りたいので開きたいです。神薙「ダメだよ!」
昔は人体実験で産まれた彼らも星の子として救済も同じ星を生きている者としての扱いも願っていたのですが、そんな綺麗事も言えなくなった果てにこの反応なのでなんともね……。
星の代行者としての慈悲を持って受容をしようとしていたが抱えきれなくなったのが正しいです。本当は生きている存在なら生きるべき、死は選んではいけないというのが基盤にあるので人間だろうが動物だろうが異端だろうが異物だろうが平等に扱う。ヴァチカンの理念とは違って優しすぎた魔術師の末路がコリ。
青いままだったら首掴んで締めながら息もできるか分からない水上に引き上げて陸にぶん投げません。魔法って使わないんですか?
今回は魔法使いの同化についてと心情変化(どんどん冷たくなる/興味をなくしていく)とかかけれたのでまぁ情報だしに関してはまぁできたかなぁって考えてます。
「アクアーリオの人工人魚」は月行本編より相当前の話でまだウィトが移住してきて1、2年ぐらいを想定しています。
まさか神薙初出がこっちになるとは…TSUKUYOMI②で出そうとして書いているんですけどこっちが早くなっちゃった。TSUKUYOMI②あと閉めるだけなんですけどネ?
話戻るんですけど、今回の中にある
「魔法使いは慈悲も憐憫もこれに関しては持ってはいけない。」
これは人からどんどんズレていく、星の意思に左右されていく魔法使いとして彼女が戒めとして自己暗示でかけている言葉で無理やり言い聞かせて納得している。人だけど人間性を捨て去らなきゃいけない。契約時にのんだのに若干の後悔をしています。
結局のところ魔法使いは中途半端な存在。人体実験の産物に対して冷たい反応をするのも同じ中途半端なところが嫌いという理由かもしれない。
完成系と紛い物の失敗作だけど完成系からしたら無理なことをしてできてしまった最悪そのもの。星の契約で完成系になった、最適解になった彼女なりの嫌悪。なので終始彼女は人工人魚に対して「アレ」「コレ」等モノ扱いで呼んでいます。
もっとこうすればと思ったところがあったのかもしれない。
もう取り返しのできない現状ですがね。
いやゲームパロの話するとF〇Oだと再臨する度に笑わなくなるフォーリナーだなって再度思いました。荒んだ救世主概念だ〜いすき。
突貫で書いたけど考えるだけだった設定を使ってお話がかけて嬉しい!というかお話書くの割と久しぶりで書き方忘れていたが急に割の長い文章ないてスパルタリハビリになった気が……。
最近絵も描いてなんやかんやしてて忙しい。正月休みは全日出勤。12月は創作周年があります。忙しい。
まぁぼちぼちやっていきます。ここまで読んで下さりありがとうございました。