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あたらよに恋う～夜伽の少女はお忍び貴公子の寵愛に溺れる～（4）
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「ジルの好きなものを私に教えて？」
アレクに連れられ宝飾店を訪れたジル。
アレクのブローチを選ぶことになったジルは、彼に上質なラピスラズリのブローチを提案する。
そんな穏やかな時間を過ごす二人の前に現れたのは、ジルにトラウマを植えつけた相手で……？
選べる未来すらない籠の中の娼女と自由に生きる公爵令息。
交わるはずのない二人が紡ぐ、切ない百晩の夜伽物語――。
