公開投稿
2025.01.09 22:22
アイドル川島如恵留のファンのフィルター
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2025年1月9日。ニュースを見ると大寒波がくると言っている。
私の住んでいる地域は割と南国寄りで雪なんて滅多に降らない所にある。
なのでまあ、大丈夫だろうと高を括って部屋の暖房を消して外出した。
帰ってきて部屋の寒さに驚いた。本当に凍えるように寒い。
暖房をつけ部屋が暖まるまでの間、お布団にくるまり近くに置いていた本に手を伸ばした。
川島如恵留著 『アイドルのフィルター』
私の今のお守り。
大寒波が来ている今日も私はこの本を読んでいる。
2024年11月22日。大好きなアイドルの誕生日だった。幸せな日。
そのアイドルが初めて手掛けたエッセイ集の発売日でもあった。
私は発売が発表されたその日にネットで予約をした。地方住みなこともあり当日に読めないことは
分かりきっていた。実際に届いたのは発売日から1週間後の事だった。
バイト先の近くにある書店で受けとりができるようにしていた為、
バイトの休憩時間に食事よりも先に書店に向かった。
店員さんに「こちらでお間違いありませんか?」と本と特典の栞を見せて貰ったとき、
その場で走り回りたくなる位嬉しかった。ちゃんとお金を払って本を受け取る。
これ程の喜びはないと思いながら本を抱きしめバイト先の休憩所に向かい歩いた。
preface。前書きからもう、今まで私が読んできた如恵留さん節がすごく炸裂してるなと思った。
文章から読み取れる人柄と、読み手の方を向いて書いているように感じられる文体。
文を読んでいるのに目を見て話してくれているような錯覚に陥るから少し照れる、そんな文。
目次を読み、どの章もタイトルからワクワクするなぁなんて思いながらページを捲ると
一つ目のエッセイ「アイドルのフィルター」が始まる。既にもうこの本好き。
3本目位のエッセイを読み終えた所でページの右上に何かあるのに気づく。
“あ“と”ん”の間に○で囲われた平仮名1文字。
これは。急に勝手な謎解きが始まった。検討はつく。目次に戻る。
気がついた時のワクワク感と、こういうところに意味を持たせたい如恵留さんの所謂”癖“に心踊らせてしまう。
読み終わっても何処かにまだ、本の中に含まれた意味があるんじゃないかと思っちゃったりしている。
どのエッセイを読んでも共通して思うのだけれど
如恵留さんの人生に置ける『好き』という感情は
かなりの大きさで世界に存在しているように感じる。
前向きになることを重きに置くというよりかは、
前でも後ろでも一旦向き合って好きになれるか探ってみていることに重きを置いているような。
私の勝手に感じた感想だけれども。
如恵留さんなりの人生哲学。
私には刺さるものばかりで一本一本読む度に噛み締めていたから読むのに1ヶ月かかったりした。楽しい1ヶ月だった。
毎日出来れば1本、止まらなくなると4~5本読んで
明日読む分が無くなってしまうと思って泣く泣くページを捲る手を止めていた。
エッセイの間に挟まれるのはコラム。如恵留さんの2022年の記憶の欠片。
私は当時Travis Japanが更新してくれるSNS等のコンテンツを見る事でしか遠い場所にいる7人を応援することは
出来なかった。知っているのは更新してくれるコンテンツに映る笑顔の7人だけ。
想像することでしか感じられない笑顔以外の表情、感情がここには綴られていた。
本当ならば知り得なかった出来事。如恵留さんの感じていた世界を知れるコラム。
しんどかったね、でも本当に如恵留さんにとって大切な記憶なんだね。
そう思いながら読んで、共有してくれてありがとうって抱きしめたくなった。
どれも素敵で良かったけれど読んでいくなかで印象に残ったのは『や』の章。
詳しくは実際に読んでほしいけれど、端的に言うと「如恵留さんの味覚の話」である。
あまり共感はしてもらえないかもしれないけれど私はこの章を読んで文字通り号泣した。
理由は正直自分でもよくわからない。
書いてある如恵留さんと食事の関係性がかなり共感する部分が多く
なんだったら同時期に同じような食生活してたりもして
それが何だか分からないけれど心に深く刺さってしまった。
あの時期もあの時もあの瞬間も私も如恵留さんも同じ世界で生きていたんだ、って
過去の自分が救われるようで何だか泣いてしまった。
如恵留さんがこの章で書きたかった想いとは少しずれて私に刺さっているのかもだけれども。
過去の自分の変化も今の自分の変化も受け入れて生きていきたいな、なんて思う。
読んでて思ったけれど、如恵留さんは割と「自身の性格の悪さ」を自認して生きているのだなと思う。
本当に性格の悪い人は自分の性格の悪さになんて気づかず生きているのだろうから
実際に如恵留さんは性格が悪いなんてことは無いだろうと端から見てると思ってしまうけれど。
私自身は「自分から見た自分って何でこんなに性格が悪いんだろうな」と、思い悩んだりするから
そこを自認して飲み込んで言語化してエッセイに落とし込んでいる如恵留さんの凄さに気づく度に驚く。
でも、如恵留さんは実際素敵な良い人だと思う。こんな文章書ける人が悪い人な訳がないよ。
そんな素敵で可愛くて最高なアイドル川島如恵留さんに甘えられたら何でも買っちゃうよね。
もう1冊買っちゃった♡
買ったからのえさん甘えてもいい?
もう1冊書いて♡(強欲)