ワンドロお題の『足跡』でツイッターで上げていたもの。
エメひろです。
足跡はどうしても雪に残らないソル帝の歩み、というものと英雄としてしっかりと足跡を残すひろしを書きたかった。ソルエメはまだ何もないところを自分で自分の宿願のために歩まなきゃならんかったのよね。
それはすんごー－－－いことなんだけど、雪の足跡はまた消えちゃうんだよ雪に。自分で作って自分で壊した国。愛着と憎悪。それに勝手に付いてきたなりそこない人たち。思惑通りなんだけど、とてもくだらなくて身勝手。けどひろしは歩いた跡にはちゃんと傷も残って希望も残って、後ろから歩いてくる人たちはみんな笑ってる。そしてひろしも前に歩いていた人の跡を見てるんだよね。それは誰なのか、色んな人が支えて背中を押してくれたんだよね。
消えた足跡と、残る足跡。そんな隣の懐かしい君。
そんな想いを綴ったのが『足跡』になりました。
ほんの少しだけ加筆しています。