アザミ・クコ初期案ラフ
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漫画のストーリーが決まり、さて主人公達のキャラクターデザインをしよう!
と考え始めた頃の、最初期のアイディアメモです。
「黒髪ツリ目・長身でちょっとキツイ感じのお姉さん」
「ふわふわぽよぽよした幼女」
というコンセプトは決まっていたものの、やっぱり随分と変わりましたね…。
アザミさんの片耳ピアス、当初は黒水晶(モリオン)でした。
イメージ石を紫水晶(アメジスト)に統一すると決めたので変更。
実はベルトの◆部分にも、アメジストをあしらっています。
彼女が身につけているモノは、布と革、木や竹等の植物素材+石でできています。
金属製品は、手作業で造ることのできる細工物程度。
合成樹脂・化学繊維等のケミカルな素材は、この世界にはなさそうです。
「左頬に目立つアザ」「アザは全身にある」とメモっていますが、
正確には痣というよりも、この世界の魔女という種族における「身体的特徴」です。
一生消えない蒙古斑のようなもの?
描き慣れていない感がすごい…
ハネ毛の位置が、今とは全然違いますね。
「ようじょにえづけられる」のは、この頃から決まっていたようです。
クコちゃは、初期案のほうが少し大人っぽい(頭身が高い)感じです。
描きなれてくるに従って、ぷにぷにと縮んでいきました(笑)
髪の毛が今よりスッキリしているな〜。
少女(16歳くらい?)バージョンの案もなぜかあります。
1話でバスケットの中身がちょこっと見えるシーンがありますが、外観や中身もそれなりに設定しています。
水筒はアルミ製と、ガラス瓶を革のケースで包んでいるタイプの2種類を想定。
本編にチラッと見えていたのは後者。昔の水筒にこういう感じのがありますね。
それにしても、ツルベモドキが小さすぎる…これならクコちゃでも踏みつぶせば勝てそう。