「それでも、すべての物語は真実で、それは、記憶の風化したものなんだ」
「記憶が風化して物語に? ときには、歌になるかも」
(『Hell Bent』スティーブン・モファット作、樫山泰仁=訳)より。
これは、西暦2010年、私が9才から10才の――宙にまだ星が戻っていなかったあの頃の――ちょっとした、おとぎ話である。
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「ささやかだけれど、誰かのなにかの、役に立つものを」――そう心がけること。