迎春―雲海の昇龍
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辰年になりました。
新しい年に先立ち、雲海へ飛び立つ二頭の龍、金龍と銀龍を描きました。
2024年はみなさんにとって素敵な年になったら良いですね。
願わくば初夢の枕元に龍が立たんことを。
西洋の竜と中国型の龍は相違点がいくつかありますが、いちばん大きなところは正面を向いた大きな目、そのうえにかかる眉毛の存在だと思います。
龍の持つ龍玉(宝珠だそうです)は本来、「地上に持ち帰る」モノであって昇龍が持ってはいけないものだとか。とはいえ絵になるのか、古今東西の絵師が昇龍に宝珠を持たせて描いてます。