男の子×練り切り

0

10

【140字創作小説】

破れたポイの穴から優雅に泳ぐ金魚が見えた。隣に座っていた少年が1匹譲ってくれた。私たちは一緒にたこ焼きを食べ、射的をして、最後に花火をみた。 「このお菓子、花火みたいだよね」そう笑って私の手に小さな花火を乗せてくれた。 見上げると少年はもういなかった。祭囃子がやけに大きく聞こえた。

看更多
Tags:
  • 作品集名稱
  • 作品名稱
  • 商品名稱
  • 系列
  • 商品種類
  • 創意工作者
  • 分類
  • 其他
  • 官方
  • R18