「奥さん。
俺は何を差し出せばいい?
寿命、血肉、精神、記憶。……誰かを想う、愛する気持ちであれば、それを全て差し出します。だからどうか。
あいつを助けてやってくれませんか。
貴女の愛した……俺の愛した、あの男を」
先週、真生版を観に行き、呆然としながら書いた短編です。
始終母視点の、最後に水視点。
水が大男のこと(とそれを含む村のこと)「だけ」を忘れていることと、大男が狂骨を「わし一人では」と呟いたあと、どうやって受け止めたのかの拡大妄想です。
この二人はこの後、以前書いた『オワカレトワカレ』に続きます。
『同じ男と子供を愛した』という意味で、恋愛とは異なるクソデカ感情を互いに見出している男女と種族の垣根を越えた💧と👹母の関係性が好きです。
注意書き
・二次創作作品です。原作・公式、およびその関係者、地域、歴史上の出来事、思想とは一切の関係がありません。
・キャラの口調や思考、習慣や風習、思想などは個人の解釈・妄想です。原作・公式、また、他者の解釈や妄想、それにより生まれた呟きや作品を否定するものではありません。あくまでも一個人の妄想ととらえていただきますよう。
・映画ゲ謎のネタバレが含まれます。
・原作などで未履修のものがある状態で書いております。
・時代考察は曖昧です。
こちらのことが、苦手な方、また、読み進めるうちに得意としない個所がございました方々は即座にバックスペースを推奨いたします。注意書きまでお読みいただき誠にありがとうございます。
大丈夫という方のみ、この先におすすみください。この先が、ささやかな楽しみになれればと願っております。
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