採集
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①遭遇(photoshop)
秋も深まり、山菜類の収穫時期がやってきた。持ってきたカゴに秋の味覚を詰めていると妙な視線が背中に当たる。
作業を中断し、体の向きを変えると小人がきのこの笠の上に立っていた。見ろといわんばかりにたけのこを持ち上げていた。
普段見かけることのない種族にちょっかいをかけられるということは、何か彼のプライドに引っかかったのだろうか。
思案していると、彼の視線の先に自分が収穫したカゴに向いている事に気づいた。
収穫物の交換かただのアピールか、言葉の通じない相手だが熱烈なプレゼンにとりあえず話を聞いているふりをして彼が落ち着くまで待とう。
②たけのこ掘り（万年筆・色鉛筆）
竹林に不可解な穴が見つかれば、小人がたけのこを掘り返した跡になる。人にとっては極小サイズでも彼らの背丈では十分な大きさになるのだ。
いかに大物を取れるかが、腕の見せ所らしい。
