公開投稿
2025.10.10 00:00
❑ ꜱᴛᴜᴅʏ┋中谷宇吉郎『おにぎりの味』で知識を得よう【さっくり学びコーナー】
〻 文学は知識の海 〻
こんにちは、米海守哉です。
今回のさっくり学びコーナーは、中谷宇吉郎氏作の随筆『おにぎりの味』から知識を得ていきます。
文章内のわからない単語、説明できない事柄などをさっくり調べてまとめてみたので、
ぜひ『おにぎりの味』を一緒に読みながらご覧ください。
青空文庫┋『おにぎりの味』
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【中谷宇吉郎氏について】
中谷宇吉郎（なかや うきちろう）┋物理学者。科学者として多くの功績を遺しながら、文学においても随筆という形で魅力を発揮した。
参考・詳細┋中谷宇吉郎記念財団『中谷宇吉郎について』 （参照：2025/10/09）
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【調べた単語】
紺絣（こんがすり）┋紺地に白い模様をつけた織物のこと。部分的に染めた糸を用いることで、
掠れたような模様が表現できる。この手法の織物を絣（かすり）という。
筒っぽ┋筒袖のこと。たもとがない和服袖。作務衣や法被、武道着などに用いられる。
ちびた┋使い古して小さくなったり、すり切れて減ることをさす。禿びる。
粗朶（そだ）┋切り取った細い木の枝の束。かまどなどの焚きつけの他、河川の治水工事にも用いられる。
リアライズ┋理解する。実現する。『リアライズされない種類の味』とは、理解できない、自覚できない味のことだと思われる。
【参考】
・日本伝統文化振興機構『伊予かすり』 （参照：2025/10/09）
・久留⽶かすり 池⽥絣⼯房『布の特徴』 （参照：2025/10/09）
・ユニネクマガジン『筒袖とは』 （参照：2025/10/09）
・公益財団法人 日本漢字能力検定協会『禿びる』 （参照：2025/10/09）
・森林・林業学習館『粗朶』 （参照：2025/10/09）
・Weblio英和辞書『realize』 （参照：2025/10/09）
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【知った上でもう一度読む】
はじめに読んだときは、序盤の衣服を着た子どもたちの情景が思い浮かびませんでしたが、
意味を知ると「こういう色で、模様はこういう感じのを着ていたんだろうなぁ」と想像しながら読み進められたのが良かったです。
サッと読める随筆だからこそ、疑問をそのままにせず軽くでも調べることが、雰囲気を味わうコツなんだなぁと再認識しました。
この作品を読んでいるうちにどうしてもおにぎりが食べたくなったので、最後に作ったおにぎりの写真を載せて終わりたいと思います。
おこげは環境的に難しかったので、みそ焼きおにぎりにしました。
もしオススメのおにぎりレシピがありましたら、ぜひコメントなどで教えてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございます。よければこちらのブログもどうぞ！
米海守哉